ハピマニズム。

やっぱり色気より食い気でしょ(●ノェノ)!?的な、 食べ物&お買い物大好きブログ。

芸術の冬・その2

カンディンスキーに続きまして、、、

銀座三越にて2010.12.28~2011.1.10まで
開催されていた、山口晃へ。

山口晃(やまぐちあきら)さんは、群馬県桐生市出身で
昔のものと現代のものを融合させた大和絵風の画風で
知られています。そして、その絵のところどころには
ユーモアが散りばめられており、遊び心がいっぱいな
とても注目されているアーティストの一人です

ちなみにまだ41才。


相方に連れられて、初めて見に行ったんだけど
とても興味深いものを感じました。

やっぱり、、こういう才能の持ち主は
ものの捉え方とか、視点とか、私のような一般人とは
ちょっと違うというか・・・
日常的によく見る光景にも、その佇まいの美しさや
美的バランスなどを見い出したりできるという
そんなものの見方した事なんてなかったから
ちょー目からウロコ的な感じで、とても衝撃的でした


例えば・・・
電信柱って、一般的には景観を損ねる美しくないものという
イメージに捉えられることが多く、最近は地中に埋められたりしてるけど
実は、電信柱が登場した当時は、
決まった比率のもとに設計されているとても美しいものとして
存在していたのだという。。。

今までは、やっぱり邪魔なものと思ってたけど
一概にそう考えるのも味気ないという気がしたし
やっぱり、昔ながらのものって風情もある。
単純に、埋めれば美しいと考えるのは
別に悪い事ではないけど、とても浅はかなんだな
って事を改めて気づかされました


まだまだ、
知らないアーティストはたくさんいると思うけど
いろんな芸術にふれて、いろんな視点からものごとを
見たりできるようになれたら
身近なものにでも、美しさを感じたり
面白みを感じたり出来るようになるかなって思ったし
これからもどんどん勉強してみたい

いろんな人の作品を見に行くことで
人による画風の違いだとか、年代を追うごとに変わってゆく
画風だとか、、その人の人生がどうだったのかなど
時代的背景なども影響してたりしてるし
ホントに知らないことがいっぱい。

芸術って、とても奥深いね